モンテッソーリ教育の5つの分野
モンテッソーリ教育は「日常の生活の練習、感覚教育、言語教育、数教育、文化教育」の5つの分野からなります。
日常生活の練習
基本的な身体の動き(粗大運動)から、手を使う(微細運動)活動を行います。自分の意志通りに動く手を作る事や、順序性、物の扱い方を学んだりします。実際に大人が日常生活で行っている事を子ども達の活動としています。モンテッソーリ教育の他の分野の土台となる活動で大変重要です。たまごクラスではこちらの活動が中心となります。
感覚教育
視覚、嗅覚、触覚、味覚、聴覚の五感を使い感覚を洗練させる活動をします。知性の発達(抽象化)と感覚の洗練(感覚を洗練させる事で世界への鍵となります。)を主な目的としています。
言語教育
一般的には読むから始まり書くとなりますが、モンテッソーリ教育では、書くから始まり読むへ進みます。平仮名を記号として捉えた読みはただ印象として覚えているだけに過ぎず、自分の意志で書きたい文字を書く事ができる事が本当の言葉の理解に繋がっているからです。その目的は語彙を豊かにし、自己表現できる、またトータルリーディングを目指します。
数教育
数教育は4歳頃から始まります。具体物を使った四則計算で1000の位まで計算できるようになります。数に親しみ、論理的思考、数学的頭脳を育てます。数教育では、具体物から始まり徐々により抽象的な方法で計算ができるようになります。
文化教育
文化教育は歴史、地理、動植物など子どもの興味を対象とした幅広い分野になります。
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