年少さんと平仮名

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モンテッソーリ教育の中に言語教育という分野があります。
移動五十音というお仕事があり、それを年少の女の子としていた時のエピソードです。
まず、移動五十音というのは…
ひらがな1文字1文字がバラバラのカードになっていて、
それらを組み合わせて意味のある単語、文にします。
このひらがなのカードを置くことをモンテッソーリ教育では「書く」と言っています。
書きたいけど上手く書けないという、子どもに書くことの楽しさを知ってもらう為の教具です。
このAちゃんと一通りお仕事した後に、活動の展開として「しりとり」をしました。
(しりとりを理解できてない場合は、口で説明するより、紙に絵と文字で仕組みを伝えてみるのがおすすめ!)
ばななからしりとりが始まりました。(写真参考)
・・・・
私が「げーむ」と書くとAちゃんが「むーんらいと」と書きました。
むーんらいと?
むーんらいとって何だ?と思いながら・・・
お母様がセーラームーン世代で好きでその影響なのかな?と勝手に思っていましたが
後々聞くと、クッキーの「ムーンライト」だそう。
我が家はあまり買った事がないからクッキーだ!って思いつかなかった・・・。
「好きなの。」とのこと。
ムーンライト、お家で食べてるんだろうな…と微笑ましくなりました。
そんなAちゃん家の暮らしの一部が見えた、しりとり。
実は我が家も同様にしりとりをしていて、ちょっぴり恥ずかしい暮らしの一部が見えた瞬間がありました。
とある、お友達家族としりとりをしていた時の事。
お友達が「うさぎ」と言って娘が「ぎ…ぎ…ぎょうむすーぱー!!」と言った事があります笑
お友達のママは苦笑いしていましたが
「子どもって見てるよね~。うちの娘はおままごとでお母さん役する時、野菜炒めしか作らないよ。
私がいつも野菜炒めばっかり作るからなんだろうな笑」
と優しいフォローをいれてくれました。
話はもどりますが、色々な子どもとしりとりをすると、自分では出てこない
単語が沢山でます。
語彙が豊かだとしりとりも楽しいものになりますね!
その為には、沢山絵本を読んで、色々な人とお話をして、聞いて、見て、触れて・・・世界を知る事が大事ですね。

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